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空白の鎧装龍 - 世界観

【空白の鎧装龍 - 世界観】


【あらすじ】
かつて文明が栄えた時代から100年余り。
繁栄の代償に地球環境は退廃し、世界は永遠の冬に閉ざされ、氷雪の大地が広がっていた。
あらゆる生物が死滅していく中、僅かに生き残った人類も資源を巡って争いを繰り返し、確実に絶滅への道を歩み続けていた。

そんな最中、戦火を逃れ旅立ったリコという青年が、旧世界の残骸から一人の「少女」を発見する。
その少女は「鎧装龍(ドラグーン)」と呼ばれる、かつての文明が残した遺産だった。
リコは少女にハルと名付けて引き取る。二人の出会いは、やがて氷の世界に微かな光を灯していく。



【旧世界】
世界が氷雪に閉ざされる以前の文明社会を指す。
現在よりも遥かに高度な技術を保持していたと推測され、世界各地にその名残である人工遺物が残されている。

【現代世界】
一年を通して世界が氷雪に覆われており、地球上の大半は氷雪気候(アネクメネ)と化している。
人々は僅かに残る居住可能区域に集まり、その定住地も細かく区画化されている。
この区画は国境同様に厳格であり、不可侵は厳罰となる。しかし、小規模な地区によっては区内の資源に限度があるため、例え危険な行為であっても他の区域にまで侵入せざるを得ない状況となっている。
こういった資源不足により紛争の火種が各地に撒かれ、小さな地区は戦火によって消滅を余儀なくされている。
区画間の移動手段に雪上車や航空機が使用されることもあるが、燃料等の資材も希少性が高いため、基本的に巨大な居住地区でしか利用されておらず、小規模な地区では徒歩となる。

【無主地(フリーエリア)】
どの区域にも属さず、領有されていない地区。
その殆どが氷雪気候に覆われた地区であり、人類が定住することはおろか踏み入ることすら出来ない程の極寒地となっている。
しかし、区画ごとの不可侵的罰則も利かないことから、ほぼ人類が未踏で手つかずの資源も残留していると推測される。そのため危険を顧みずに資源を求めて足を踏み入れる者も少なくはない。

【人類の主な居住地区】
・Aidan/エイデン区
居住可能区域の東南に位置する地区。
小規模ではあるが太陽エネルギーによる発電施設があり、天然資源の採掘やそれに伴う工業も行っている。
他区とも交易を持ち、世界では数少ない供給や治安が安定した地区となっている。
それ故に地区としての規模は大きくないため、移住や難民の救済等の人民移動には寛容ではなく、外部からの居住には制限を敷いている。

・Bruford/ブルフォード区
居住可能区域の中央に存在する世界有数の大規模地区。
発電施設や多くの資源を抱えており、地区全体が旧世界の技術の再現を目指している。
その巨大さ故に居住する人間も多く、その人員を持ってして旧世界の人工遺物の発掘が盛んに行われている。
特に鎧装龍の発掘及び生体的な解明に力を注いでいるため、他区に比べると居住する鎧装龍の数も多い。
資源の量と数多くの鎧装龍の抱え、軍事的な面でも強力な力を有するが故に、現代世界においては最も発展した地区といえる。

・Cadmus/カドモス区
居住可能区域の西に位置する中規模軍事地区。
環境激変後、鎧装龍が初めて発掘された地区であるが、同時にそれらの持つ兵器的危険性を訴え、現在に至るまで鎧装龍の発掘及び処分を行っている。
そういった歴史を抱える地区であることから、居住するのは人間のみ。同じ人類であっても鎖国的な姿勢を持ち、隣接する湾岸から海底資源を引き上げて生活をしている。

・シキの国
所在不明の地区。この地区では失われた筈の四季が存在しているとされる。
名称・噂のみが独り歩きした存在とされているが、詳細は不明。

【鎧装龍(ドラグーン)】
「神の遺産」とも呼称される、旧世界の人類の手によって創造された生命体。
人類の遺伝子を保管する目的で造られ、未来環境の激変にも耐えられるように肉体を強化されている。
普段は人と変わらない容姿だが、全身を強靭な装甲に覆われた異形の姿へと変化させることが出来る。その容姿は伝説上の龍と人を掛け合わせたような姿で、それでいて極めて無機質的な外観を持つ。
鎧装龍は旧世界で造られた後、地下の研究施設で長期間に渡り冷凍保存されていたが、環境激変後の人類の手により発見・回収が始まり、様々な用途で利用を企む者が出現する。
だが、逆にその生体兵器とも言える力を危険視する者も少なくなく、未覚醒の個体は発見次第破壊される動きもあり、現在では未回収の個体はほぼ存在しないとされている。

【鎧装龍の形態】
・地龍型(Drake / Type-D)
翼を持たないヒト型の二足形態で、基本的な鎧装龍の型と言える。
陸上を駆けることに長け、高い脚力を持つ。

・飛龍型(Wyvern / Type-W)
両腕が翼となっており、飛翔能力を持つ型。
飛翔が可能な分、行動範囲も広いが、地龍型と比較すると脚力はあまり高くはなく、体重を軽減するために装甲も薄く形成されている。
他の型に比べると小柄な体型であることが多く、鎧装龍の中では希少性が高い。

・海龍型(Serpent / Type-S)
水棲に特化した型。
長時間潜水することが可能で、水中での移動は極めて俊敏である。
逆に陸上での活動は敏捷性に欠けるが、三つの型の中では大型な個体が最も多い。

【模造龍(カンヘル)】
鎧装龍の血液を人体に投与して造り出された存在。
兵器たる能力を持つ鎧装龍の量産化を目指したものだが、旧世界の技術を完全に再現することは出来ず、模造龍の殆どが失敗に終わっている。
特徴としては、元の鎧装龍とは異なり、人間体を維持出来ず、異形の容姿のまま破壊行為を繰り返す。装甲もそれ程強固ではなく、寿命も極めて短い。
その制御の利かない暴走性から、主に捨て駒として戦場に投入されている。

【ファフニール】
鎧装龍の体内に含まれるナノマシンの名称。
普段は血液細胞と共に血中を流れているが、体内の栄養素を使用して自己複製を行い、宿主の意思(生体電気)に合わせて行動をする。
鎧装龍が龍化する際、生体電気によってファフニールが統率化され、予めプログラムされた通りに細胞の遺伝子配列を組み替え、肉体を変化させる。
更に、自己複製を繰り返しつつ体表に集合し、装甲に覆われた無機質的な外観を形成する。龍化解除時は自食を行い、その大半が栄養素に分解されて再び体内に吸収される。
この変身過程から、龍化を解除した直後は体内のファフニールが激減するため、連続して龍化を繰り返すことは出来ない。(一日につき2~3度が限度。ただし部分的な龍化であればこの限りではない)
鎧装龍の体内に含まれるファフニールの数は複雑な機構で制御されているが、これが模造龍の場合は制御が利いておらず、ファフニールが無制限に増えて生来の細胞まで破壊してしまう。

【グラム粒子】
対鎧装龍用に人類が開発したもので、鎧装龍の体内に含まれるナノマシンの活動を一時的に阻害する微粒子。
グラム粒子を取り込んだ鎧装龍は変身能力を抑制されるため、強制的に人間体へと回帰する。
鎧装龍の表皮は銃弾さえも一切通さない程に強固であることから、基本的にはガス状に散布する形で使用される。

【スノウクイーン】
旧世界の人類が地球の温暖化を回避するために作り出した特殊な化学物質。
大気中に飛散させることで地表を冷却する効果があるが、後にこの化学物質が世界を氷雪の大地に変えた要因となっている。

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